レンジに手作りカレーを入れた幽霊

「芸術家」が好きという人もいれば、嫌いという人もいると思う。なんとも思ってない人も。君にとっての「使命」って、どうだろう?

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無我夢中で走る彼と冷めた夕飯

とある真夏の午後。
少年は外で、蟻の行列が虫の死骸をせっせと運ぶところを観察していた。
アリ達は一所懸命に動き回っているのだけど、虫の死骸一つでこんなにもたくさんの蟻がいたって、意味が無いんじゃないのかと、少年は不思議に思った。
少年は、アリ達に水をかけたらどうなるだろう、という欲求にかられた。
だが、今日のところはただただ観察し続けることにした。
暑い夏の日だから、少年の汗は頬を伝い、とめどなくアリの行列のそばに落ちた。

蒸し暑い水曜の早朝は目を閉じて
何か贈り物を決めなくてはと思っている。
記念日がすぐで、家内に良いプレゼントを渡したいのだけれどとってもいいおくりものが決まらない。
家内になんか欲しい物があるのならばいいのだが、あまり、物欲がないので、本人がもらって喜びそうなものが思いうかばない。
なのだけれど、内緒で嬉しがりそうなものを見つけて驚かせて喜ばせたい。

湿気の多い水曜の明け方は足を伸ばして

そそられなかったけれど、筋トレも多少でも取り組まなくてはと此の程考える。
仕事内容が変化したからか、ここ最近、走ることがとても減り、体脂肪率がたいそう増した。
あと、年もあるかもしれないが、お腹周りにぶよぶよと脂肪が増えてきて、大変みっともない。
ちょっとは、筋トレしないとまずい。

息絶え絶えで大声を出す弟と冷たい雨
どれでもいいので一つの趣味を、ひたむきにコツコツ続けている人に憧れを抱く。
スノーボードでも、写真だったり、凄く小さな習慣でも。
毎年一度だけでも、幼馴染のメンバーと、あのホテルに滞在する!でも良いと感じる。
習慣的に一つを続ければ、絶対プロまでたどり着くことができる。
わたしは、幼稚園のころにピアノと油絵なんかを習っていたが、また学習したいな。
そんな風に実感するのは、家のの隅に父に買ってもらったピアノが置かれているから。
今の自分は全然分からないピアノだけど、一生にもう一回弾けるようになりたいと目標を立てている。

一生懸命走るあの人と擦り切れたミサンガ

さやかちゃんは見た目はおだやかそうに見られるようだけど、アクティブな女友達。
愛しの旦那様と、1歳になるけんちゃんと、3人暮らしで、フレンチレストランの向かいの一軒家に住んでいる。
仕事も子育ても完璧にこなして、毎日が充実していて、時間の有効活用は上手。
ちょっとでも暇を見つけると、この日は空いてる?と絶対メールを入れてくれる。
私は頻繁にホットケーキを購入し、彼女のお宅におじゃまする。

余裕で大声を出す弟と濡れたTシャツ
息子がマルモダンスにはまっている。
私たちは教えていないけど、2歳だけれど一生懸命踊っている。
どこかでマルモのおきての音楽が流れると、録画した映像を見ると主張して泣いている。
映像を見せると止まることなくずーっと休むことなく見続けている。
親としては、映像を見てばかりよりは絵本を見たり、おもちゃで遊んだりするほうがいいのだけれど、忙しい時はテレビなどにたよってしまう。
少しでも、いっしょに遊んであげたり、本を読んであげたりしようと思う考えている。
大きくなったら絶対に離れていくものだから、今のうちにいっしょに遊んでおくのも私たちの為だ。

一生懸命自転車をこぐ子供とわたし

物語を読むことは好きだけど、全部というはずはない。
江國香織の文章にとても魅力を感じる。
もう何年も同じ本を読み続けている状態だ。
主人公の梨果は、8年を共にした恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、そのきっかけである華子と一緒に暮らすようになるというとても奇妙な小説だ。
ラストは衝撃で、大胆な形だととれるが、それを知ったうえで振り返ると「確かに、そうなるかもしれないな」というのを匂わせている。
それに、江國香織は、ワードチョイスや登場するミュージック、物などが洗練されている。
ミリンダが飲みたくなるように書かれているし、べリンダ・カーライルや古内東子といったミュージシャンが出てくるとついついCDをかけてしまう。
物の比喩の方法が上手なんだと思う。
それ以外も、「悲しい美しさだと思った」という言葉がどこで生み出されるのだろう。
物の表現の仕方に惹かれ、寝る前に何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
お気に入りの小説との深夜の一時は夜更かしの原因なのだろう。

ゆったりとお喋りする先生と紅葉の山
夜、眠れないことがあれば、映画をなんとなく見るのが楽しみ。
昨夜見たDVDは、「エスター」というアメリカの映画だった。
メインの、エスターは、しっかりしているけれど一風個性的な9歳の子供。
最後にはびっくりな結末が見られる。
これを観賞の真ん中で、結末が予想できる人がいるのか不思議なくらい予測不可能な終わり方。
というのは、ビクッとさせるわけでもなく、とにかくジトーッとような結末だった。
ストーリーは、いつも私の夜の時を濃い物にしてくれる。
と言っても、いつもカクテルもお供しているので、体重が増加するのが良くない。

目を閉じて口笛を吹く父さんと横殴りの雪

動物を見るのにものすごくたくさん距離を歩く動物園は、7月はものすごく蒸し暑くて厳しい。
知人と奥さんと子供と自分の家族といっしょに見に出向いたが、ものすごく日差しも暑くてだるかった。
大変暑いので、チーターもトライオンも他の動物もほぼ歩いていないしし、遠くの影に隠れていたりで、さほど観察出来なかった。
今度は、涼しい水族館などが暑い季節はいいだろう。
娘が幼稚園の年長くらいになったら夜の水族館や動物園も楽しめそうだ。

雲の無い土曜の明け方は友人と
石田衣良という作家さんに出会ったのは、友達の愛ちゃんのマンションで。
「愛がいない部屋」というサブジェクトの短いお話が納められた小説本が本棚に置いてあったから。
生まれ故郷の宮城の愛ちゃんのママが読んでいて、それをお酒や衣類と一緒に宅配便で送ってくれたという。
その頃はそこまで有名でなく、世に知れていなかった石田衣良。
愛は元々エッセイや自己啓発、ファッション誌などは買う。
しかし、いわゆるストーリーものは読まないので、この本を私にあげる!という。
愛ちゃんの母親はどんなことを考えながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろう。